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2010年2月

2010年2月25日 (木)

スウエーデン録音その3

スウエーデンで大好きになった街、マルメ最終日の今日はロマンの家で彼が2曲中の1曲をエディットしたというので、早速ロマンの家に聴きに行った。

今回録音したのは"But What Of My Heart"と"Time To Fly"。"Time To Fly"の方はまさにLAVAそのものと言っていい、昇天ブラジリアンソングだが、"But What Of My Heart"は僕の新しい試みとも言える曲。前回のブログでも書いたが、ミリアムとロマンによるデュエットナンバー。テンポはミディアムだが、自分では必殺のメロディーラインを構築出来たと思える自信作。ロマンも大好きになった曲だ。

彼による編集後の"But What Of My Heart"が流れた瞬間、「これはいける」と胸を張れた。思えばこの6年間、いくつかの企画盤で新曲を作ったが、ここまで仕込んだものはない。僕は 3rdアルバムの"Conexion"をリリースしてからの6年間、ずっと新曲のイメージを描いていた。前回までのやり方と違う点は、出来たらすぐにリリースしようというのではなく、本当にいいと自分が思えるまでリリースしないということ。今思うと、これは誰がディレクションするわけではなく、自分の感性のみを頼りにした孤独な作業であった。

実は今までの作業の進め方にも疑問を持っていた。レコード会社と契約をして、いついつまでにリリースをするというディールとデッドラインを決め、予算をもらい制作に入る。これが本来のやり方なんだが、僕はここをまず変えたかった。何年かかろうと自分が飛び上がるほど興奮する曲が出来てから、レコード会社を決める。これから音楽を作っていこうと思っている人がいたら参考にして欲しいが、会社が先ではなく、音楽が先。それを忘れかけていた僕は本来の音楽家の姿に戻ろうとしていたと思う。

日々、たくさんの音楽業界の人々に出会うが、今の現状を嘆く人が多い。「CDが売れない」、「これから何を売ればいいんだ?」等。
僕は言い切れる。CDが売れないのではなく、つまらない音楽が増えたのでリスナーは飽きたのだ。良質で愛の詰まった音楽は絶対に支持される。ましてやそれが世の中から消えてしまったら、太陽や月が宇宙から消えてしまうのと同じこと。人々は路頭に迷ってしまう。ダウンロードでみんなが1曲1曲を単品で買うのは、1、2曲のヒットチューンしか含まない、退屈はアルバムを作り続けてしまった我々プロフェッショナル側の大きな責任であり、これはリスナーからの「逆襲」だと思う。だから僕は時間をかけたい。そして遠くへも来た。データのやりとりをインターネット上で行うのではなく、ライブでぶつかり、才能と愛情を直接交わしたかった。

僕は今だからこそ、人々が手を伸ばしてつかみたいと思えるものを作りたい。簡単な言い方が「ちゃんとしている作品」をこの時代は待っている。業界の悪態は聞き飽きた。「遂にやった!」という言葉がいい。

P2250068_2 と、ちょっ長くなったが、ロマン・アンドレンとの出会いは必然だったと思える。彼も僕と作業をして勉強になったと言ってくれた。心の目が開いたそうだ。この言葉は嬉しかったな。そして作業も終わりが近づいた頃、オービーという名の、ロマンの最新作"Color Green"の1曲目に収録されている、"Birth Of Eshu"で最高にスピリチュアルなリーディングを聴かせてくれるアフリカンアーティストがやって来た。彼はわざわざ僕に会いに来てくれたのだ。オービーとは色々な話をしたが、奇麗な心の人だった。みるみるうちに僕は元気になった。きっとオービーとも僕は作業をするなと思った。何もかもがビューティフルな日々だった。さすがに体は疲れたが、心はさらに磨かれた。この出会いと充実感は何ものにも勝る。
さあ、後は新曲をさらに書き上げ、極上のアルバムに仕上げるのみ。
ご期待ください。

Live 4 Love.

P2250067 *子供の写真は、ロマンの子供のファニータちゃん。まるで何処かから舞い降りた天使のような可愛さ。僕がお土産で買って来たパンダの耳当て(って言うのかな?)を変な風にかぶっています。








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2010年2月24日 (水)

スウエーデン録音その2

1 今日は猛吹雪です。でも、ホテルからスタジオまで歩いてみました。せっかくなのでという思いと、せっかくとはどういうことなのか?という思いが交錯しながら、ツンドラウインドに向かいます。
午前中からミリアムの歌録音を開始、僕の猛烈なリクエストにもミリアムはどんどん答えてくれます。途中彼女は用事があって抜けて(こういうところが海外レコーディングっぽい)、ロマンのコーラスパートをレコーディング。これが僕の勘がずばり当たり、最高のアレンジとなりました。LAVAものでは2 初の「デュエット」なんですが、うん、なかなか良い。
そして、午後8時をまわってからミリアムが帰ってきたので、また録音を開始。彼女はこの日2曲を録音しましたが、約10時間は歌っていましたね。本当のプロです。
その後、ロマンの待ってました!のピアノを録音。最高なのは言うまでもありません。
全てが終わったのは結局深夜の2時でした。外に出たらツンドラウインドがまた凄いことになっていて、「南極物語」の犬になった気持ちになりました。

3 4 しかしこの地で、このハイテンションのブラジリアンを録音する奇抜な僕は心から思います。
「ロマン・アンドレン」は最高のミュージシャンであり、最高の男です。彼と自分の曲を録音出来たことは本当に5 6 嬉しいのですが、彼と出会えたことが何よりも嬉しい。
友情が音となり、竜巻と化し、この夏、みなさんのハートに吹き荒れます。

でも寒い。。


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2010年2月22日 (月)

LAVA in Sweden

R0017421 みなさん、本当にご無沙汰しました。久々のブログです。
今、スウエーデンのマルメという街に来ています。
このブログでも紹介したように、ロマン・アンドレンと新曲を制作しています。
思えば彼のアルバムを聴いて以来、「絶対ロマンと仕事を一緒にするな」と思って、それが現実となり、こうしてスウエーデンまでやって来てしまったわけですが、この瞬間が僕にとっては一番の至福の時。最高の時間が訪れています。

今回は僕の新作の為の2曲をロマン・アンドレン&スウエーデンを代表するボーカリスト、ミリアム・アイーダと一緒に作ります。今日はその内の1曲(Rhodes録音)をロマンの自宅スタジオにて行いました。明日はミリアムと歌の録音をします。
僕が思っていた以上に彼らは献身的に制作に参加してくれています。とにかく真面目で、愛もあります。音楽を想う人々との作業は楽しいです。
R0017523 (文章が小学生的になっているのは興奮している証拠)

しかし寒い。。夜は出歩けない。凍ります。
しかし昨夜マルメには着きましたが、ロマンが「VolymというラウンジでDJをしているので、おいで」と言われていたので遊びに行き、ついでに僕もDJをして、その後ロマンの仲間達が「今夜パブでライブをしているのでLAVAもおいで」というので遊びに行き、一番前で踊り、その後またまたそのバンドメンバーの仲間に「最高のクラブにLAVAを連れて行く」というので、のこのこそこに行ってまた踊り、気がついたらクラブで眠ってしまっていた。その後はホテルで爆睡。
こんな感じで、僕は楽しんでいます。
さっ、明日は大事なボーカル録音。みなさんも極寒の地で録音された常夏の昇天ブラジリアンを楽しみにしていてください。明日のミリアムとの作業はまた報告します。

Live 4 Love.

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