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2010年8月

2010年8月12日 (木)

竜の声

何年か前まではそんなことを思わなかったが、最近やけに思うのだ。
「学生時代の友人達は元気かな?」
自分がこういった仕事をしているせいで、歳を重ねていることを自覚しづらい。いや、正確に言うと年齢と比例した生き方をしていないので、時間の経過に人よりも少し鈍いところがあるんだと思う。
その分かりやすい時間の経過をより鮮明に分かりやすくしてくれるのが同窓会や、学生時代の友達に会うことなんだろう。それはまさしくノスタルジーの極みである。
このブログでも紹介したが、ひとりの同級生はお笑いの世界に身を投じ、今では長州小力氏と「西口プロレス」を立ち上げ活躍している。
ひとりは、かなり早い頃からインターネットでのショップサイトを立ち上げ、サーフボードやウエットスーツをひたすら販売している。彼等は学生時代から柔なパンクスの僕とは違い(ほんと駄目)、真剣なサーファーだった。
その内のひとりが井口 竜声(いぐち りょうせい)だ。
高校卒業後に料理人の道に進み、海外でのレストラン経験も経て、1年近く前に満を持してお店を持った。彼の個性的でやたらとかっこいいその名前「竜声」にちょいと手を加えた「竜の声」(りゅうのこえ)が店名だ。僕はその「竜の声」が好きである。
その昔、僕は浜松町の居酒屋でアルバイトをしていたが、その店には会社の悪口を言う奴と不倫のカップルしか来なかった。ネガティブオーラに支配された嫌な客層だった。今までの仕事で一番疲れたな、あれは。
そもそも酒の場は、力にみなぎった未来を語る愛の場だ。僕はずっとそう思っていた。
毒を吐きたいなら、誰もいない岩場とかに行けばいい。
竜(りゅう)は自分のお店を渋谷を少し越えた神泉駅の近くに作ってくれた。久しぶりに会えた彼は経験とテクニックとガッツを掲げ、頑張っていた。
彼のご飯は美味しい。それに「いいの?」っていうぐらい多種多様の創作料理をリーズナブルに提供してくれる。この飲食業界マンモス氷河期到来の時代に、いつ行っても楽しく、幸せな空間を僕らに差し出してくれる。
しかし何故僕らは学生時代の友人に会うと、決まっていつもセンチメンタル&ノスタルジーな気分になるんだろうね。安心と甘酸っぱさを足して懐かしさで割る感じ(分かる?)。何ものでもなかった時代に出会えた連中は、何ものかになってから知り合う人達とは違う特別感がある。その特別感が今ちょっと心地よいのかもしれない。
神泉ですが、渋谷に行っても立ちよってみてください。ちなみに彼はUFOとか宇宙人のことにやたら詳しいです(笑。
Live 4 Love.
P1010054 「竜の声」
18:00~24:00(23時ラストオーダー)
東京都渋谷区円山町13-9
03-3770-7537(小さなお店なので電話してから行った方がよい)

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