BLUE NOTE RECORDS
ジャズの代表的なレーベルといえば、泣く子も黙るブルーノート(BLUE NOTE RECORDS)です。音楽史上初のジャズ専門レーベルとして、ドイツ出身のアルフレッド・ライオンにより、1939年ニューヨークに誕生。多くの名盤を世に送り出した名門レーベルです。ヒップホップで言えば、デフ・ジャム(Def Jam)みたいなもんですかね。アーティストの名演奏のみならず、レコーディングエンジニアのルディ・ヴァン・ゲルダーの音、リード・マイルスのレコードジャケットも有名。とくにレコード番号1500番台、4000番台が傑作シリーズといわれております。最近じゃ、いわゆるモダンジャズに限らず、ノラ・ジョーンズ(Norah Jones)、マリーザ・モンチ(Marisa Monte)←配給だけかな?新譜も良かったですね、などクオリティミュージックを追求し続けているレーベルです。ただいまサウンドファインダー(SOUNDFINDER)ではブルーノート特集をやっております。
モザイク(Mosaic) / アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ(Art Blakey & The Jazz Messengers)
モダンジャズの名ドラマー、アート・ブレイキー。ブレイキーのドラムを一言で言えば「ファンキー」。ナイアガラロールといわれる演奏、アフロ・キューバン・リズムを取り入れた演奏で有名です。自身の演奏もさることながら、才能ある若手を発掘して多く世に送り出したジャズ界の功労者。リー・モーガン(Lee Morgan)、ウェイン・ショーター(Wayne Shorter)、フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)、キース・ジャレット(Keith Jarrett)、ウィントン・マルサリス(Wynton Marsalis)なんかが、ブレイキー学校の卒業生です。モザイクは、フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)、カーティス・フラー(Curtis Fuller)、ウェイン・ショーター(Wayne Shorter)、シダー・ウォルトン(Cedar Walton)らとの熱い演奏が楽しめます。オープンニング曲のイントロ、シダー・ウォルトンのバンプで、もうぐっときちゃいます。
ザ・シーン・チェンジズ(The Scene Changes) / バド・パウエル(Bud Powell)
モダンジャズピアノの元祖、バド・パウエル 。素晴らしい作品はたくさなるのですが、日本で最も人気があるのが本作。その昔、村上龍司会の「RYU'S BAR」という番組があったのですが、その主題歌が本作収録の「クレオパトラの夢」(番組主題歌の演奏は別の人だけど)。CMなんかにもなども使われてましたな。本作の脇を固めるのは、ポール・チェンバース(Paul Chambers)とアート・テイラー(Arthur Taylor)。悪いわけがありません。バド・パウエル といえば、麻薬やアルコールの中毒などに苦しんだ、いかにもジャズマンらしいエピソードの持ち主。フランスでの活動期間もあり。ベルトラン・ダヴェルニエの映画「ラウンド・ミッドナイト」はパウエルのフランス滞在中のエピソードをもとに作られた作品です。
フュエゴ(Fuego) / ドナルド・バード(Donald Byrd)
ドナルド・バードといえば、最もヒップホップネタとして使われることの多いジャズミュージシャンの一人。たとえばNASがネタにしたのはこれ、ジャングル・ブラザーズ(Jungle Brothers)はこれ、ア・トライブ・コールド・クエスト(A Tribe Called Quest)がネタにしたのはこれですよ。本作の脇を固めるのは、ジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)、デューク・ピアソン(Duke Pearson)など。面子を見ただけでも、ファンキー涎がじゅるじゅるです。
処女航海(Maiden Voyage) / ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)
これは説明いらないでしょう。ハービー・ハンコック御大の出世作です。これ録音したころって、二十歳そこそこだったはず。いやぁ、同じプレイヤーとして、この差はなんなんだと、ホント、がっくりきちゃいます。知性派でありながら、ファンキー。優等生過ぎるという評判も、あまりにもパーフェクトな由縁では。本作の脇を固めるのは、トランペットをフレディ・ハバード(Freddie Hubbard)に代え、残りは当時のマイルス・デイビス(Miles Davis)のバンドの面々(ハンコック自身がメンバー)。ベースはロン・カーター(Ron Carter)に、ドラムはアンソニー・ウィリアムス(Anthony Williams←トニー・ウィリアムスといったほうがとおりがいいかな)。泣く子も黙る大御大たち(今でも現役)の若かりしころの名演を楽しめます。ハンコックのヒップホップネタでいうと、US3のこれを使った曲は、あまりにも有名ですな。
ブルー・トレイン(Blue Train) / ジョン・コルトレーン(John Coltrane)
コルトレーンというとインパルス(Impluse!)のイメージが強いのですが、ブルー・トレイン(Blue Train)は唯一ブルーノートに残したコルトレーンのリーダー作にしてブルーノートを代表する名盤。オープニングの表題曲のバンプ「、パパラパパー」で昇天です。コルトレーンにしては珍しくハードバッパー的なアプローチで、ファンキーにぶりぶり吹きまくりです。脇を固めるのはリー・モーガン(Lee Morgan)、カーティス・フラー(Curtis Fuller)、ケニー・ドリュー(Kenny Drew)、ポール・チェンバース(Paul Chambers)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(Philly Joe Jones)です。内省的なコルトレーンはやはり魅力的なのですが、ファンキーなのもス・テ・キ!ジャズを知らない人にも、ジャズの魅力が伝わる1枚です。
R&Bやハウス、ヒップホップだけでなく、ジャズのレコードもたくさんあるサウンドファインダー(SOUNDFINDER)でございます。ぜひぜひDigってみてください!(まるお)
12月 9日, 2006 SOUND FINDER talks | Permalink
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/142541/12993376
この記事へのトラックバック一覧です: BLUE NOTE RECORDS:


コメント