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2009/03/27

SOUND FINDER Interview with Shima & Shikou DUO

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今回のインタビューはShima & Shikou DUOのお二人です。昨年りリリースしたRoad to the deep northがインディーズからの発売にもかかわらず、異例のヒットとなったShima &Shikou DUO。昨年の12月にトランペッターの島さんにお会いした時に、「次のアルバムはVictorからリリースされますので、お楽しみに」ということをおっしゃっていました。
そのアルバムがいよいよ4月22日にリリースされます。「Poetry」と名づけられたアルバムは全12曲入りの力作。アルバムリリース後、全国ツアー計画しているお二人にいろいろとお話をお伺いしました。

●ピアノが前作に比べて素晴らしい音色ですが。
Shikou:エンジニアと試行錯誤しながら、ベストなマイクの位置を決めていきました。ピアノは前作で使った機材のほうが高価なものだったんだけど、なかなか自分の思った音が出なくて手ごわかったですね。こういう感じの表現で弾きたいと思っても、その出したい音が出ないというのが辛かったです。前回はスタインウェイで、今回はヤマハのピアノでした。

●今回のアルバムについて教えてください
Shima:今回のプロジェクトは、レコード会社からの強い要望もあり、昨年末には完成させなければなりませんでした。僕たちは年明けからのレコーディングが希望だったんですが。
超短期間でよいものを作らなければならない状況でした。
レコーディングに入るときには、収録曲、曲順、アルバムタイトルなどの大枠を僕が事前に決めてから臨みました。12月中に2日間でとり終えて、ミックス2.5日、マスタリング1日くらいでした。

●収録曲については異論はなかったんですか?
Shikou:僕は特にそういうことはなかったです。

Shima:問題だったのは、1曲目がなかなか決まらなかったんですよ。イントロダクション的なものをShikou君に書いてもらいました。
なかなかぐっとくる曲ができなくて。僕たちのスタンスとしてカバー曲を1曲目に持ってくるということはスタンスに反するので、悩みましたね。

Shikou:フリーセッション的な感じもいいかなという話はあったんですが、それも違うなということになり、僕が1曲目を書きました。

●5曲がカバー曲になっていますが、これはどのように決められたのですか?
Shima:メロディが際立っている曲を選曲しました。Close to youは演奏し慣れている曲でもあったんですが、このレコーディングのためにアレンジを変えました。

●アルバムタイトルPoetryというのはどういう意味を込めているのでしょうか?
Shima:僕たちがやっているは一般的にはJAZZになりますが、最近のJAZZはメッセージ性が少ないような気がするんです。タイトルを見て、音楽を聴いて、各々が情景を思い浮かべてくれるような曲をやりたいと思って、このタイトルをつけました。

Shikou:島さんが言っていることを理解した上で、演奏するように心がけました。

Shima:このアルバムは僕がゼロから1を作って、1から100をShikouが作ってアルバムですね。

Shikou:その表現気に入っているね(笑)

Shima:うん。

●設計をShimaさんがして、開発をShikouさんがした感じですね(笑)
Shima:そうそう、Shikouくんが開発部長です。ここでソフト開発の経験が活きました(爆笑)

●選曲の妙を感じますね。特にSpartucus love themeのピアノにはしびれました。
Shikou Shikou:あの曲には命かけました。僕はあういうプレイが一番好きです。アルバム全体を通しても、僕自身のプレイもやりきった感があります。前作では、もう少しここをこうしたいという願望があったのですが、今回はできることは全部やったと思います。単純に前作より演奏が上手になったかもしれません。これは、いろいろなミュージシャンとの共演を通じて培われたものもあるのですが、このDUOでできることはこんなにもあるんだということを実感したというものありました。

Shima:二人でやることに限界とかは感じてないよね。僕のプレイに関しては前作に比べてよりシンプルなアプローチになっているし、Shikouくんはよりハイレベルになっていますし。

●技巧的なものを技巧的だと聴かせるのではなく、綺麗に聴かせる感じでした。
Shima&Shikou:それはうれしいね。

Shikou:僕は自分自身がうまくないと許せないので、練習も弾き倒す。技巧的になりがちなんです。でも、間だけは練習できないし、練習しようとすると嘘になります。間を練習するということはこういうDUOをやることがない限り、うまくならないような気がします。
Shima:間はアンサンブルから生まれてくるから。

●曲作りはどのように進めて行くんですか?
Shima:お互いがメロディとコードを決めて、持ち寄った曲を各々が添削するようなスタイルです。曲を聴くと、こういうアレンジにしたほうがいいなとかってすぐに思い浮かんできますね。

●2曲ゲストミュージシャンが参加していますが。
Shima:基本的には二人の演奏がしっかり、聴こえていれば、ゲストミュージシャンが入ってきたとしても、問題はないと思います。たとえば東京デンジャラスはラテンジャズですが、パーカッションの音が作っているときに、頭の中で鳴っていました。ただ、普通のパーカッションプレイヤーでも面白くないので、僕たちと対等の立場で演奏してくれる、突き抜けたミュージシャンを探しました。

Shikou:僕はボーカルを入れることは問題ないと思うんですが、他の楽器を入れるとなると、アレンジを変えたりしなければならない。ただ、今回のKosmasさんくらい、突き抜けたミュージシャンがいれば別だけど。

Shima:基本、他の楽器をフィーチャーすることはないと思います。歌ものをやりたいというのはありますが、それはこのプロジェクトを離れたところでやればいいと思います。Shima&Shikou DUOプロデュースという感じですね。

●ツアーがこれから始まりますが。
Shima&Shikou:楽しみですね。

Shima:全国各地で応援してくれる人がたくさんいるので、うれしいです。福岡、熊本は熱いですね。僕らの音楽をよくわかってくれているリスナーが多いと思います。

Shikou:去年黒崎という場所でライブやったんですが、僕自身忘れられないライブの一つです。拍手がどんどん大きくなっていく様とか、音楽を聴いている時の静かな感じとか。

Shima:良い音楽を欲している感じがひしひしと伝わってくる。感動して、いろんな人に宣伝してくれるんですよね。それがまた嬉しいです。最初ライブを始めると、BGM的な感じで聴いている人たちがどんどん興奮してくる感じがたまらないです。

Shikou:なんとなく演奏しているような感じでは聴こえないように演奏しています。

Shima:メロディをちゃんと聴いてもらうように心がけています。

●メロディを聴いてほしいということでしたが、最近の音楽についてはどのように感じていますか?
Shima:J-POPはメロディが立っている曲が多いと思いますが、Jazzはメロディが弱いような気がします。リフの繰り返しのような音楽が多いような気がします。

●そのような音楽もJazzといわれ、Shima&Shikou DUOもJazzですが。
Shikou:僕は構わない。言葉で表現できないのが音楽だから。

Shima:そもそもジャンルで音楽を特定することが間違っていると思うし。。Club Jazzを聴いているリスナーにも聴いてもらいたいから。

Shikou:須永辰緒さんのイベントでガッツン、ガッツンの音がかかった後、僕たち2人でステージ出て行って演奏したとき、それまでとは空気が変わり、みんなが聴いてくれるのがわかったのは嬉しかったな。もし、演奏始めても、お客さんが聴いてくれなかったら、それは僕の演奏が悪いから。だって、もし、キース・ジャレットやビル・エヴァンスが演奏を始めたら、みんな黙って聴くでしょ??
何も反応がないのはつらい。

●フジロックに出演した時のことを教えていただけませんか?
Shima Shima:演奏を始めた時は、お客さんもちらほら30人くらいしかいなかったんだけど、後半になったら1000人くらい人が集まっていました。人はよいメロディを求めているんだなというのはそういうときに実感しますね。他のステージではロックでドッカン!ドッカン!やっている中で、僕らの演奏を聴いた人が1000人もいて、拍手を送ってくれたことがうれしかった。とてもいい経験でした。

Shikou:こんな喰えない職業だけど、これを選んでよかったーって思った(爆笑)

Shima:ああいうステージに立つと、ロックバンドがあそこを目指す理由がよくわかる。ロックバンドでもすべての人たちがあのステージに立てるわけではないのに、僕らトランペットとピアノのデュオで、ステージ立っちゃって、申し訳ありませんって感じでした。(爆笑)

Shikou:周りのミュージシャンにもどうやって出たの?って聞かれたんだけど、いつの間にか決まってた。(笑)
でも、いざ出演したら、楽しかったし、自信にもなりました。アンコールも1回しかやるつもりじゃなかったのに、スタッフにどうぞ!って言われて、2回やっちゃった。ベースもドラムもいないバンドなのに、踊っている人がいたのはびっくりだったなぁ。

(その時の演奏の模様を発見しました。オーディエンスが聴き入っている様子が伝わってきます。これをご覧いただければどれだけ二人の演奏が素晴らしいか分かってもらえると思います。涙。涙。)

●今後の予定を教えてください。
Shima:周りにいいアーティストが沢山いて、チャンスをつかんでいない人が多いから、そういう人たちをフックアップしたいなと思います。いろいろと経験させてもらったので、そういう経験を僕の周りにいる人に経験してもらいたいと思います。

Shikou:僕はまだ、自分が前に出ていきたいですね(笑)僕にとってはレコーディングやライブはライフワークです。ライブは昨年だけで250本やっていました。

●今回のアルバムの聴いてほしいところを最後にお聞かせください。
Shikou:音色かな。

Shima:メロディを聴いてほしいです。先入観なしで音楽を楽しんでほしいです。他にない音楽なので、何かと比べてとか、そういう聴き方はしてほしくないと思います。オリジナルのもの、唯一無二ものとして楽しんでほしいです。
皆さんはカテゴライズするのが好きですが、音楽はそうじゃないと思う。

Shikou:どういうの?って聞かれたとしても説明できないから、ただ耳を傾けて聴いてほしいと思います。ジャズにこだわりなく、音楽を聴いてほしいと思っています。

Shima & Shikou DUOからのメッセージ

ツアースケジュール
●4月21日(火)    
Motion Blue Yokohama    
アルバム「Poetry」プレリリース・ライヴ
Shima&ShikouDUO フィーチャリング ミズノマリ(from Paris Match)
予約受付先:
モーション・ブルー・ヨコハマ(045-226-1919)※11:00a.m.~10:00p.m.
WEB予約※公演前日の22:00まで
ミュージックチャージ :¥3,675(税込)入替なし
開場時間:5:00p.m.
1st開演時間:6:30p.m. 2nd開演時間:8:30p.m.

●5月9日(土)
水戸 NOVITA
詳細未定

〒310-0021
茨城県水戸市南町2-2-8
029-224-7166

●5月10日(日)
津田沼 エルコラソン
詳細未定

047-452-4649

●5月16日(土)
名古屋 Doxy
詳細未定

名古屋市中区栄4丁目5-22はとビルB1F 
TEL052-242-1227

●5月17日(日)
三島 dilettante cafe
詳細未定

静岡県三島市緑町1-1
電話 055-972-3572

●5月29日(金)
神戸 ROUGH RARE
詳細未定

住所:神戸市中央区明石町18番地2
TEL.078-333-0808

●6月5日(金)
岡山 城下公会堂
詳細未定

〒700-0814 岡山市天神町10-16城下ビル1F
086-234-5260

リリースインフォメーション
Ssd_poetry_up アルバムタイトル:Poetry
アーティスト:Shima & Shikou Duo
発売日:2009年4月22日(水)
価 格:2800円
発売元:ビクターエンターテイメント   

 

 

収録曲:
01:暁光
02:Little bee's waltz
03:残夏
04:Manha de carnaval
05:Tokyoデンジャラス feat.Kosmas Kapitza(perc)
06:Spartacus love theme
07:おどりば~放課後の練習~
08:湯気の中で
09:Poetry
10:Love
11:Over the rainbow feat.Mari Mizuno(Vo)
12:Close to you

SHIMA & SHIKOU DUO Official site
SHIMA BLOG SHIKOU BLOG

3月 27日, 2009 Interview |

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