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2009/07/21

SOUND FINDER Interview with COLDFEET

Coldfeet_main COLDFEETがデビュー10周年を記念し、リリースしたアルバム「TEN」。数々のダンスチャートやラジオチャートを席巻したモンスターアルバムが豪華Remixer陣の手により8月にリリースされることが決定しました。発売に先駆け、COLDFEETの二人にお話をお伺いしました。

・ものすごい勢いでアルバム「TEN」がチャートを席巻しましたが、その感想を。

Lori Fine:ホント素晴らしい出来事で、今すぐ写真を撮ろう!って感じ(笑)まさかこんなに長い間チャートに入ると思ってなかった。10周年を記念したアルバムで、制作当初なかなか自分の納得のいく曲を作ることができずに悩んだけれど、出来上がってみると、良いアルバムを作ることができたって思いました。私たちは2年ごとのペースでアルバムを作っていたのですが、「TEN」については制作期間が1年だったということもあり、曲のイメージさえもままならないことがあり、投げ出したい気持ちになったりしたけど.....。
10年間を振り返ってみると、あっという間に時間は過ぎて行った感じ。苦痛ではなかったです。

Watusi:作り終わるまでは、ただ、ただ大変な作業でした。ノッテるとLoriは1日に4曲くらい仕上げてしまうような人なので、悩んでいるのが手に取るようにわかったんです。そんな産みの苦しみもあったので、こんなに長い間チャートに入っていることはとても嬉しい。僕たちの作品はシンガーソングライターLoriありきで、Loriが曲を作り、そのあと僕がトラックを仕上げるような形で進行していくのですが、その過程でお互いの意見が食い違うようなこともあったけど、最終的には二人で納得できる作品になったと思っています。
音楽制作は僕たちにとってゲームのようなもので、素直に楽しい。音楽を作ることが本当に好きなので、スタジオに籠ることは苦痛ではないんですが、「TEN」の制作はそんな苦労があっただけに、この反応はとてもうれしかった。10年間という時間は長い時間でもあると思いますが、長く活動できることはとても楽しいですね。

・そのリミックスアルバムを制作することについてはどのように決められたのですか?

Watusi:実はこのアルバムは並行して作っていたんです。最近だと配信先行とか配信限定のような作品のリリースの仕方も多いですが、僕はまだ配信の不自由さを感じているんです。自由のはずなのに全然自由じゃない気がします。配信ボックスセットみたいに、例えば、マルチトラックやMIDIでもダウンロードできたり、スタジオで使った譜面がそのまま落とせたり、お客さんがダウンロードする形態を自由に選べるシムテムがあると楽しいなと思っているんです。そんな発想がもともとあり、オリジナルよりリミックスが先行でリリースとかって面白くないかな?ってスタッフに提案したことがあったんです。そこから配信限定で「TEN remixes vol.1」というEPが産まれました。ところが、諸々大人の事情があって、すぐにパッケージとして出すことができなかったんですが、今回ようやく出すことができるので嬉しいですね。

・リミキサー陣が豪華です。さまざまなタイプのリミックスが収録されていますね。

Watusi:リミックスという意味を知らないリスナーが曲を聴いて、同じ曲なのに、こんなにも違うんだと感じてくれたらうれしいです。オリジナルのアルバムではなかなか味わえない、いろんな方向性の音楽が一枚のパッケージに入っている事も楽しんでほしいですね。10年間活動してきた中で出会ったいろんなアーティストにリミックスをお願いしているのですが、ヒップホップ、R&B、ジャズクロスオーバー、ハウスなどさまざま。こういう試みができるのも僕たちらしいことかな思います。

同じ曲をジャズクロスオーバーのリミキサーとハウスのリミキサーにお願いしたりしましたが、わざとお互いが意識してリミックスしてくれるように、この曲のリミックスは誰々さんにもお願いしているって伝えて、みんなが自分たちの持ち味を生かしてくれるように仕向けたりして(笑)
締め切りギリギリに各トラックが揃ったので収録曲順も以外と大変でした。
例えば、当初Daishi君のバージョンはこのバージョンではなかったんですが、アルバム1曲目に収録するということになり、「ごめん、Daishi君、1曲目に収録することになったんで、イントロちょっと変更できる?」なんて凄い無理を言ったりしました(笑)

Lori Fine:上がって来たそれぞれのリミックスには自分が思いつかない発想が入っているので、とても面白いですね。コードとか、ノリとか、全然自分たちが作った曲とは違うのに、自分の声が乗っかっているのは不思議で新鮮でした。

・今後の予定を聞かせてください。

Watusi:実は別のプロジェクトが進行中で、その制作に入ります。11月に発売の予定ですが、このプロジェクトは長い間温めてきたもので、ようやくいろいろな問題がクリアになり、沢山の事がありましたが・・・・ようやく動き始めるので今から楽しみです。
11月にリリースしたのち、12月から来年3月くらいまで全国ツアーができればいいなあと考えています。

Lori Fine:もし将来、趣味で音楽制作が出来る機会があったら・・・・一度パンクジャズみたいなアルバムも作ってみたいですね(笑)元々ニューウェーブが好きで、DEVOとかそういう系統の音楽とジャズがミックスしたような(笑)サウンドを試してみたい気持ちもあります。



 

Jacket タイトル:TEN remixes
収録曲:
1. Okay With Me (DAISHI DANCE EXTENDED_for DJ remix)
2. I’m With You (WEEKENDERS remix extended ver.)
3. Love (JAZZIDA GRANDE remix for floor)
4. In the middle of the Night (DJ KOORI remix album ver.)
5. It’s All About You (autumn leave's remix album ver.)
6. Inspiration (tangerine. remix)
7. It's All About You (JABBERLOOP remix )
8. I’m With You (M-Swift Presents 24-Carat remix)
9. Love (Blu-Swing remix)
10. Rain Come Down (miu-clips remix)

発売日:2009.8.5 Release
価格:\1,890(税抜\1,800) XNAE-10021


【ライブ情報】
7/23 Mixvibes presents UP BEAT 6th Anniversary@渋谷asia (Watusi DJ)
7/25 OTODAMA BEACH PARTY 2009 VOL5@OTODAMA SEA STUDIO (COLDFEET Live)
8/14 Ninjya Night 京都 Metro (Watusi DJ)
8/15 “TEN remixes”  exclusive release party 仙台ADD  (Watusi DJ)

COLDFEETオフィシャルサイト

7月 21日, 2009 Interview | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/07/16

SOUND FINDER Interview with Flat Three

_e8o9701__1 9月9日にいよいよ2ndアルバムRose en Bleuを発売するFlat Three。今回のアルバムには様々なタイプの音楽が収められていますが、彼らの音楽性の源となるのはどういうものなのか?ということにとても興味がありました。

今回のインタビューではどのような音楽に影響されたのか?また一つのジャンル、言葉では表現できない音楽性をどのようにリスナーに届けようとしているのか?ということをインタビューしてみました。

・Flat Threeのお二人は大学のジャズ研究会で知り合ったという事ですが、9月9日にリリースされる2ndアルバムの音を早速聴かせてもらいまして、すごくいろいろなタイプの音楽があるなと感じました。今までにどんな音楽に影響をされてきたのでしょうか?自己紹介を兼ねてお話いただけませんか?

五十嵐:ピアノ、キーボード、プログラミングを担当しています五十嵐です。
僕は母親がピアノの先生をしていたので、4歳くらいからピアノを始めました。中学生くらいになると作曲に興味を持ち始めたんですが、その理由は中学1年生のころ、坂本龍一の戦場のメリークリスマスを聞いたことがきっかけでした。
このころから、スティーヴ・ライヒを聞いたり、映画音楽を聞いたり、コンテンポラリーな音楽を聴いていました。
大学生になったころは、音楽的な趣味が広がっていて、ソウルやR&Bはもちろん打ち込み系の音楽も聴いていましたし、ジャズにも興味を持ち始めた頃でした。今一番興味があるのは音響系の音楽です。シンセサイザーの使い方や音の使い方がとても参考になります。

岩田:ギターとプログラミングを担当しています岩田です。
子供のころは、友達のお兄さんがギターを弾いていて、純粋にカッコイイなと。それで自分もやってみたいと思って弾き始めました。
高校生の頃はジョー・サトリアーニとかスティーヴ・ヴァイが好きでした。彼らはギタリストですが、自分たちで打ち込みをやっていて、かつギタリストでもあるというところに興味がありました。打ち込みに興味を持ち始めると、自然にダンスミュージックなども聴きはじめ、DJにも興味をいただくようになりました。
僕が一番好きな曲で、影響を受けた曲がIncognitoのGet Into Your GrooveのJazzanovaのリミックスです。自分自身もこういうものを作りたいと思っています。

五十嵐:僕は大学生のころに打ち込みに興味を持ち始めたんですが、その頃はほとんど引きこもりでしたね(笑)。来る日も、来る日も、家でずっと作業をしていました。

・岩田さんは大学時代ベースを弾いていたそうですね。

岩田:そうなんです。そのままギターを弾きたかったんですけど、けっこう弾いてる人が多くて、やっぱり少しでも多くのセッションに参加したかったですし、うまくなりたかったというのもあって、どうしたものかと考えた時にウッドベースがカッコイイなと。あとは単純な理由です。モテたかったんですね(爆笑)でも、今Flat Threeでライブをやるときはギターを担当しています。

・では、2ndアルバム『Rose en Bleu』について教えてください。

1_f3 五十嵐:僕たちはそれぞれが曲を作ってきて、それぞれで作り込んでいく感じで作っています。今、岩田は関西の方に住んでいる事もあって、基本的にやり取りはメールと電話ですが、音を言葉で表現することはすごく難しいので、今回のアルバム作りで感じたのは、コミュニケーションがホントに大切だという事です。当たり前と言えば当たり前なんですが、前作を作っていたときは意見が割れたりすることはそれほどなかったんです。でも、今回はイメージがなかなか統一できないというような産みの苦しみがありました。曲は20曲くらい用意したんですが、その中から、スタッフ含めて試聴会を開いて、ライブの時にこういうのが演奏できたらいいんじゃないかとか、いろんな方向で考えて話し合いをしながら収録されている10曲に絞り込んでいきました。

岩田:Everyday Lifeはメロディより歌詞が先にあって、それにメロディを載せる感じで作曲しましたが、5曲目のSoul Dignityとか6曲目のSand Castleは構成が先にあがってきました。こういうビートの曲が作りたいとか、ピアノがメインの曲を作りたいとか、そんなことを考えて作る感じでした。
いろんな曲が収録されていますが、うわもののコード感とかはジャズからの影響が多分にあると思います。
ソロについてはこういう風に弾いてほしいということはなくて、ある程度お互いに任せている感じですね。

五十嵐:基本的には任せているんですが、やはり自分なりにこだわりがあるので、自分が思い描くイメージに極力近づけていくことで、作品のクオリティが高まっていくと思います。

・今回参加されているアーティストの人選はどのようにされたんですか?

岩田:曲のフィーリングにあうアーティストを探したんですが、Sweet Feelin’という曲はなかなかボーカルが決まらくて。締切だけが近づく中で、焦っていたんですが、高宮さん(フラワーレコーズ主宰高宮永徹)から提案をしてもらった美香(有坂美香)さんにお願いしたところ、想像もしていなかったくらいいい感じの曲になりました。
また、matzz(quasimodeの松岡”matzz”高廣)さんは丁度quasimodeのライブの前にDJをやらせてもらった事があって、その時に相談をしたところmatzzさんからも「是非!」と言ってくださったので参加してもらいました。

五十嵐:今回のアルバムに参加してもらったアーティストはライブで一緒に演奏した経験がある人と、音源を過去に聞いたことがあるという人が半々ですね。

・どんな人に聴いてもらいたいと思っていますか?

岩田:今回のアルバムは僕たちが意図的にハウスだけとか、ジャズだけのような感じで楽曲を作ろうと思ったわけではなく、良いと思った曲を収録しています。店頭ではクラブミュージックとして僕たちの音楽は扱われると思うんですが、決してそのようなリスナーだけのための音楽ではなく、いろんな人に楽しんでもらいたいと思います。最近ではダウンロードとかで単曲単位で曲を購入することができますが、アルバムを通していろんなタイプの音楽を楽しんでほしいと思っています。

五十嵐:今回に限らず、一つの色にこだわらず、常にバリエーションを考えながら、作品を手掛けていきたいですね。アルバムにはいろいろな要素の曲が収録されているので、そこを楽しんでほしいと思います。前作を発表したとき、周りの友人たちに感想を尋ねたんですが、誰一人として同じ意見を言う人がいなかったんですね。今回のアルバムについても、聴いた人がそれぞれ違った感想を持つんじゃないかなと思っています。

・ そのアルバムの先行という形で、7月14日にアナログ『Sesso Blillante E.P.』がリリースになりましたね。

Flrs099 岩田:はい。僕はDJもやっていますし、Flat Threeとしての初めてのアナログなので、とても嬉しいです!!A面の1曲目は前作『Sky Is The Limit』に収録した”Sesso Brillante”を高宮さんにリミックスしてもらったMooon Remix。これは、とあるコンピにしか収録されていないレア音源なんですが、ジャイルス・ピーターソンがWORLD WIDEでもかけてくれたみたいで、かなりテンションが上がりました!そしてB面1曲目は先行でお披露目となる2ndアルバムのタイトル曲”Rose en Bleu”。2曲目は前作に収録した”Vernal Growth”を配信用にToshiyuki GotoさんとBEAT PHARMACYのShigeru TanabuさんリミックスしてもらったT.G.S.T.Remixです。今まであこがれだった人たちに自分たちの曲をリミックスしてもらえて、本当に光栄です。

五十嵐:実はこのテスト盤が上がってきた日の夜に丁度高宮さんが渋谷のオルガンバーでレギュラーパーティーがあって早速かけて下さったのですが、そこで音の鳴りが思っていたのとちょっと違う?という部分が出て来てしまって、カッティングをし直したんです。リリースする以上、多くの現場でかけてもらいたいですし、気持ちよく聴いてもらいたい。アルバム作り同様、細部までこだわっています。

Everday Life PV

Flat Threeオフィシャルサイト
Flat Threeマイスペース 

7月 16日, 2009 Interview | | コメント (0) | トラックバック (0)