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2009/09/25

SOUND FINDER Interview with DAISHI DANCE

Dd_3rdmain_2 今回のサウンドファインダーのインタビューは10月にニューアルバム「Spectacle.」をリリースする、DAISHI DANCEです。

北海道出身の彼が作るメロディはどことなくおおらかで、美しいメロディに包まれています。この美メロなダンスミュージックはそれまでハウスという音楽を聴かなかったようなリスナーへも浸透し、多くの人がハウスミュージックを聴くきっかけとなりうる音楽でした。

そして、モンスターヒットとなったジブリ.setを経て、今回のアルバム「Spectacle.」のリリースとなるのですが、彼が今回提示した音楽は今までの彼の音を踏襲しつつも、強烈に日本的な音楽を意識するものや現在進行形のダンスミュージックに帰結するような音楽までさまざまな音楽が一つのアルバムの中に収録されています。

2年ぶりとなる新作が完成したことについて
1st,2nd
アルバムを作っているときから、構想はすでにあったんですが、いろいろなアーティストとのコラボレーションがすぐに実現できるような状況でもなく、この2枚のアルバムと、theジブリ.setが完成し、ようやく実現することができた作品が今回の3rdアルバムになります。

1st,2nd
アルバムについては綺麗なメロディを考えて、そのメロディに邪魔にならないビートを足している感じでアルバム制作をしていましたが、今回については普段プレイしているダンスミュージックのDJ的な要素を汲んで、DJがかけたくなるようなトラックを制作し、その上に自分らしいメロディをのせるようにしました。例えばRevolutionという曲は吉田兄弟に三味線を弾いてもらっていますが、打楽器的に表現したくて、カッティングエッジなトラックにしています。

前2作はダンスミュージックにアコースティック感をブレンドして、4つ打ちのトラックをのせることで自分らしさというのを表現しました。今回のアルバムではシンセサイザーをフィーチャーしたり、エフェクターもDJ的な視点で使ったりしています。今までの楽曲制作のスタイルとDJ的な感覚をブレンドしている感じですね。
僕が最初に表現したかった世界は2ndアルバムまでにできたので、今回からはその世界感も継続しつつ、新しい自分のテイストも入れてみました。という感じです。

この2年間、忙しく動かれていたと思いますが、その状況で、作品を作るということは大変なことではありませんでしたか?
意外と制作に関しては作業が早いので、ものすごく苦労したということはありませんでした。
昨年僕はDJ159本こなしているのですが、今でも拠点を札幌に置いていることもあり、常に移動しながらDJをしています。

 移動中の風景を眺めるというのが僕にとってはリラックスしている時間で、そのような時間の中でメロディを思い浮かべ、週末DJを終えて自宅に帰ったあと、そのメロディをスタジオに入って形にしていくという感じで、生活サイクルの中にうまくはまっているんですよね。

スタジオに入って「曲を作らなきゃ」という切羽詰まった感じではないんです。ストレスなく曲作りをしている感じです。今、アルバムを完成させたばかりですが、2年後にはこういうことをやりたいということが頭にあったりします。

なので、制作期間にDJの回数を減らしたりすることもないです。マイペースにずっとやっているので、忙しくても全然苦にならない。DJは楽しいので、続いています。

スペクタクルというタイトルはどういういきさつでつけられたのでしょうか?
移動中の風景を眺めながら、思いついたメロディを形にした楽曲なので、旅先の風景にマッチする音楽になっていると思います。

リラックスして、いろんなことを考える時間というのは、僕は旅の一つの要素だと思うんですが、その中で作った作品です。そのイメージを的確に表現していると思います。

今回のアルバムではDAISHIDANCEを象徴するきれいなピアノのリフが入っている曲から、Deadmau5Kaskadeなどのヨーロッパのハウスに通じる作品、強烈に日本を意識する楽曲とバリエーション豊かな作品収録されていますが、元々根底にある音楽はどういう音楽なんでしょうか?
中学生の頃に洋楽、たとえばMCハマーなどのヒップホップや初期のハウスなどダンス系の音楽を中心に聴いていました。中学、高校生の頃はストリートダンスなどもやったりしていました。クラブとかに出入りするようになってからは、レギュラーパーティなども始めて、ダンスミュージックをずっと聴いているのですが、それとは別に大学生の時にサントラってメロディアスで感動的でいい音楽だなと思い始めました。プライベートではそのような音楽を聴くことが多いですね。ドライブ中とかにそういう音楽は風景に合うし、リラックスできるので聴いていることが多いです。久石譲さんの音楽とか好きです。
なので、theジブリ.setを手がけたことはとても喜ばしいことでした。

元々1stアルバムを制作したころから、指向性として元々あったものなのですが、何もないところから、企画を通すことは難しかったので、1st,2ndとアルバムを出して、自分の音楽的な志向性が確立してから、企画をスタジオジブリに持ちかけたところ、OKが出たんです。
作ったアルバムは多くの方々に聴いてもらえたので、とてもうれしかったです。

DAISHI
さんのおかげで一般の人がハウスという音楽に触れる機会が増えたと思うんですが、DAISHIブランドが重荷に感じることはないですか?
自分の活動を地道に続けていこうと思っています。結果として自分の音楽を、アルバムを通じて初めてクラブに行きましたとか、ハウスに興味を持って他のアーティストの作品も聴くようになりましたとかメッセージをもらうので、それはとてもうれしいことです。
リスナーがどういうことを自分の期待しているのか?と感じることはあるんですが、僕は自分のやりたいと思う音楽をやっているつもりです。

冒険することが怖いと感じる人もいると思いますが、僕は今までマイペースに音楽活動をやってきました。誰かに指示をされて音楽を作っているわけではなく、自分自身の思いを形にしてきました。それは、デビューする前からずっとDJとしての活動をしてきていることが自信につながっているからだと思います。北海道外でDJをするようになってから3年ですが、その3年の間、全国のレギュラーパーティの質はどんどん良くなってきてる。雰囲気もいいし、お客さんと一緒に成長している感じがします。

DJ的な感覚が楽曲制作にも反映されているので、今回のアルバムもデモ段階からからプレイしていて、想像通りの反応がある。現場ではこういう音楽が受け入れられるということが肌感覚で分かっているからだと思います。

今後はDAISHIDANCEという名義ではなく、別名義でダンスフロア直球的なトラック制作をやってみたいし、DAISHIDANCE名義ではもっとメロディアスとな音楽を手掛けてみたいという気持ちもあります。

最後にリスナーにメッセージを
今回のアルバムはいろんな風景やシチュエーションにマッチして、いろいろなことを空想できるような音楽です。このアルバムを聴いて、いろんなことをポジティブに感じてほしいと思います。


ライブインフォメーション
DAISHIDANCE presents.
"Spectacle. RELEASE PARTY in TOKYO
2009.10.16 FRI open23:00 @ ageHa {ARENA}

DJ
DAISHIDANCE –ALL NIGHT LONG DJ SET-
LIVE
:吉田兄弟

DAISHIDANCE presents.
“Spectacle. RELEASE PARTY in SAPPORO
2009.12.28. MON open&start22:00 @ ZEPP SAPPORO
DJ:DAISHIDANCE – ALL NIGHT LONG DJ SET-

LIVE
COLDFEET, Arvin homa aya , KAT(追加アーティスト随時発表)


Xnae10022 リリースインフォメーション

タイトル:Spectacle.  発売日:2009年10月7日
規 格:XNAE-10022/B 12cmCD [初回限定2枚組仕様]
価 格:2,800円(税込)
収録曲
01.intro~Go To Trip!
02. Memory feat. Mika Nakashima
03. FOREVER FRIENDS feat. COLDFEET & arvin homa aya
04. Spectacle. feat. Chieko Kinbara
05. Beautiful This Earth (EXTENDED PIANO mix) feat. 麻衣
06. Renovation. feat. 吉田兄弟 & 井上鑑
07. SUNSET IN THE LAKE feat. Yoshiki of 姫神
08. Planetarium.
09. Journey To The Sky feat. Oh Jieun
10. Find My Way feat. blanc.
11. Travel in Nature feat. LITTLE CAROL & Gocoo
12. There is a light feat. KAT

リリース情報を見る

9月 25日, 2009 Interview |

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