今週のゲストはミュージックマガジンの矢川君でした。いよいよ来日のボブ・ディランが前半の特集でした。サウンドファインダーではライブレポートを募集中です。応募はこちらから
レコード・コレクターズ4月増刊号『ボブ・ディラン・ディスク・ガイド』
定価1700円3/12発売
7度目の来日を果たしたボブ・ディランのあらゆる作品をていねいに解説したディスク・ガイドです。全オリジナル・アルバムはもちろん、“ブートレグ・シリーズ”などの発掘録音収録アルバム、シングルのみ発売だった曲が詰め込まれた編集アルバム、意外な交友関係を知ることができる参加アルバムまで、約270作品をきめこまかく紹介。それらを通して、何度も変化を繰り返してきたディランの全貌を明らかにします。ディスク・ガイドも、それ以外の記事も、すべて書き下ろし。ぜひお読みください。
1.Thunder On The Mountain / Bob Dylan
ここ数年、何度目かの全盛期を迎えているボブ・ディラン。
9年ぶりの来日ツアー真っ只中のボブ・ディラン特集をお送りします。
当時65歳最高年齢での全米1位となった2006年のアルバム「Modern Times」より。この曲は今回のツアーの終盤で必ず演奏されています。ちなみに最高年齢での1位記録は、 2009年「Together through life」でディラン自ら更新しています。
2.Cold Irons Bound / Bob Dylan
2003年の映画「ボブディランの頭の中」(監督チャールズ・ラーキー)のサントラより。
いくつかある演奏シーンの中で最高の演奏シーンで、ライブでもハイライトのひとつとなるでしょう。
3.All Along the Watchtower / Bob Dylan
ジミ・ヘンドリクスのカヴァーで有名な曲ですが、この90年代のディランのギター・バンドによるハードロックのようなヴァージョンもカッコイイです。超豪華メンバーが参加したイベント「Concert For The Rock and Roll Hall of Fame」より。
4.To Ramona / Bob Dylan
元々の持ち味である、アコースティックなディランも聞いて頂きます。
64年「Another Side of Bob Dylan」より。プロテストソングからラブソングへの移行期と言われていますが、この曲もスージー・ロトロとの別れを歌ったとか、公民権運動について歌ったとか両方の解釈があります。
5.Like a Rollin’ Stone / Bob Dylan & THE BAND
ザ・バンドとのライブ・ツアーを収録した74年の名作ライブ盤「Before the Flood」より。文句なしの名演です。
レコード・コレクターズ2010年4月号
定価700円(本体667円)3/15発売
【特集】 ジミ・ヘンドリクス
1966年に3人組ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンスとしてデビュー、70年9月に急逝するまで、ジミが生前に残したオリジナル・アルバムは4枚だけでした。しかし、そのあり余る才能と旺盛な制作意欲で録音した膨大なマテリアルは、70~80年代はややラフな形で、97年以降は遺族が運営するエクスペリエンス・ヘンドリクスにより慎重に整理され、段階的にアルバム化されてきました。そんなジミのカタログ配給権がソニーに移行、そのリリース第1弾として、69年2月~70年5月のもの中心の珠玉の未発表スタジオ録音からなる強力作が登場します。それが彼の新作『ヴァリーズ・オブ・ネプチューン』なのです。
6.Spanish Castle Magic / Jimi Hendrix Experience
67年のセカンド・アルバム『Axis:Bold As Love』より。
ファーストとサードが名盤として語られることが多いですが、私はこのセカンドが一番好きなんです。いい曲が揃っています。
7.Bleeding Heart / Jimi Hendrix Experience
今回発売となる、69年のセッションを中心とした完全未発表アルバム「Valleys of neptune 」より。エルモア・ジェイムスのカヴァー。ファンキーな演奏はアウトテイクとは思えません。
8.Little Wing / Jimi Hendrix Experience
また67年のセカンド・アルバム『Axis:Bold As Love』より。
ノイジーでクレイジーなジミのギターですが、繊細なメロディセンスも持っていて、この曲のイントロなどはその最高峰のひとつではないでしょうか。
9.Heart of the Saturday Night / Tom Waits
今月号はジミヘン特集とトム・ウェイツ特集の二本立てです。
セカンドアルバムのタイトル曲で、代表曲を。いつ聞いてもイントロで一瞬で曲の世界に入り込んでしまいます。
10.Tom Traubert's Blues / Tom Waits
先週最終回を迎えたフジテレビ開局50周年記念ドラマ「不毛地帯」ですが、エンディングテーマがトム・ウェイツで、しかもこの曲だと知ったときは驚きました。最初は違和感があったものの、後半にはすっかり馴染んでたような気がします。ドラマにもすっかりハマってしまい、今ではこの曲が流れれば大門社長の顔が浮かんでしまいます。
ミュージック・マガジン2010年4月号
定価700円(本体667円) 3/20発売
【特集】 坂本真綾
2009年7月号の菅野よう子特集は大変ご好評をいただきましたが、作・編曲家としての彼女の魅力を最もわかりやすく伝えてくれるのが、歌手・坂本真綾です。
坂本真綾は8歳のころからCM歌手、そして声優として活躍し、1996年の「約束はいらない」でCDデビュー。透明感あふれる歌声には、“声優歌手”にありがちな演技の過剰さがまったくなく、菅野よう子が手がけるカラフルな楽曲とあいまって、アニメ・ファンでなくても楽しめる、恐ろしく質の高い音楽を作り続けてきました。菅野よう子がプロデュースを離れたあとも、鈴木祥子ら気鋭のクリエイターと共作して、より自立した女性シンガーへと成長を続けています。
ベスト・アルバムが発売され、日本武道館公演が行われるこの機に、彼女の音楽の魅力を徹底検証します。
時間の都合でご紹介できませんでしたが、『ミュージック・マガジン』の最新号は坂本真綾特集のほか、鈴木祥子、ジム・オルーク、ジョアンナ・ニューサム、アントニー、忌野清志郎、東京スカパラダイスオーケストラ、小坂忠などの記事が並びます。