おはようございます。新川です。
あらゆる音源がCDで再発されています。こんなものまで再発されていたのか?と思うことがあるのですが、CDはリリースされるものの、ヴァイナルでリリースされることはありません。
先日ご紹介したボブ・ディランしかり、グレイトフルデット、ストーンズでさえ、あのボックスセットは日本ではヴァイナルはリリースされない模様です。
イギリスのSimply vinylやアメリカのClassic recordsという再発専門、しかもレコードにこだわったレーベルがあります。昔のRhino(今ではCDも出してますが、最近の再発もので驚いたのはAshford & Simpsonのボックスセットがありました。)もそうでしたよね。イギリスにはCollectableというレーベルもありました。でも、日本にはそういうレーベルがない。
80年代、日本はアナログの生産についてはクオリティが高いといわれていました。同様にヨーロッパ、特にドイツ盤についても良いと言われていた記憶があります。日本では当時レーベルが自社工場を持っていたということもあると思うのですが、日本人ならではきめ細やかな作りは、レコードのエッジ部分の感触の丸みは輸入盤にはない肌触りで、丁寧に作られている印象を醸し出していました。
ただ、当時はデータではなくマスターテープからコピーを作成し、それを空輸して、それぞれの国でレコードを生産していたので、コピーの質が問われたこともあり、オリジナル盤至上主義のような風潮があったことも事実です。現在ではデータでやり取りできるので、そういう問題もなく、そんな中で日本盤は世界のコレクターから期待されていると思うんです。
特に日本独特の文化で育った帯。これはオリエンタルな雰囲気をもつアイテムとして、海外のレコードコレクターの方も探している方が多いものです。この帯も時代ごとに趣が異なっていて、同じレコードでも発売の時期によって、帯の幅、フォントなどが違い、それらすべてをコレクションしているという人も少なくありません。
レコードショップのウェブサイトではw/obiと良く書かれていることをご覧になったことございませんか?まさにそれです。
その昔、BeatlesのA hard day's nightの日本盤に半帯というのがありました。この帯は本の補充票に相当するもので、在庫が切れた時にそれを使って流通にオーダーするものでした。ところが、この半帯、非常に貴重なものでして、その半帯がかかった状態でレコードが発見されようものなら、40万円近くの値がつきます。ちなみに、その半帯がたとえ、コピーでも1万円くらいの値段がつくそうです。(ここまで来ると、想像できませんね)
先日あるレコードショップで実物を見せてもらったのですが、コピーさせてもらえませんか?と思わず口走ってしまったのは言うまでもない。。
話が脱線してしまいましたが、CDで再発よりも、アナログ+データもしくはCDで再発のほうがいいと思うんですよね。
中国にABCというレーベルがありますが、こちらの再発盤は恐ろしく気合いが入っておりまして、レコードとCDがセットになっていて、レコードのカッティングエンジニアの名前がデカデカとジャケットに記載されており、(ジャケットって言っても、箱なんですが)CDはと言いますと、余白にのっかってる感じなんです。しかもこのレコード、日本でも流通していますが、5000円前後で高級オーディオショップのみで売られていて、完売状態。
CDよりレコードメインの再発だと思うのですよ。僕は。