オススメ本の紹介:森正人/大衆音楽史 -ジャズ、ロックからヒップホップまで 中公新書
新年皆様におめでとうございます。
今年も素敵な音楽にであることを願っております。
最近サウンドファインダーでは音楽を聴くだけでなく、読んで楽しいものをご紹介しています。
昨年末発売されたジャズ・エピソード傑作選「だけど、誰がディジーのトランペットをひん曲げたんだ?」は
多くの方々からご評価いただいており、店頭でご覧になった!と言う方やネットですでに注文した!とか、そういう方が
いらっしゃるのではないでしょうか?
よくありがちなディスクガイドではなく、ジャズミュージシャン達のエピソード集ですので、人にこっそり話したくなる、そんな内容になっております。ご覧になっていただければ幸いです。
こちらに菊地成孔氏と翻訳者である鈴木孝弥氏の往復書簡が掲載されています。合わせてご覧ください。

さてさて、今回のオススメ本ですが、森正人/大衆音楽史 -ジャズ、ロックからヒップホップまでという本です。
音楽の起源からジャズ、ブルース、ロック、ヒップホップまでの流れを書いています。
興味深かったのは、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカを結ぶ三角貿易からの考察です。著者は文化人類学が専門の方ですが、音楽を文化という視点からとらえ、音楽そのものに深く言及するわけではなく、どのような人やものとのかかわりにおいて音楽が生まれ、伝播していったかということを語ります。
人や物が移動することによって音楽が生まれ、それが現地の音楽と融合し、新しい音楽を生み出していく様子、第2次世界大戦後のモダンブルースからR&Bにつながっていく様子、さらにはそこから生まれたロックンロールについて言及されている点に、自分の音楽的趣味の広がりとダブらせて読まれる方は少なくないはずです。
音楽ならなんでも聴くと言う方、是非ご一読を。
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/142541/53702922
この記事へのトラックバック一覧です: オススメ本の紹介:森正人/大衆音楽史 -ジャズ、ロックからヒップホップまで 中公新書:


コメント