今週のゲストはミュージックマガジンの矢川君でした。
矢川君は来週土曜日開催のイベントSOUND FINDERでもDJをしてもらいます。普段彼の声を聴いて、どんな人なんだろうと想像しているそこのあなた!是非会場まで。
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ミュージック・マガジン7月号(6/20発売)
【特集】 ゼロ年代アルバム・ベスト100[邦楽編]
6月号の特集“ゼロ年代アルバム・ベスト100[洋楽編]”に続き、今月は[邦楽編]をお届けする。00~09年に発売された“日本の音楽”からベスト100を選出したランキングだ。本誌増刊『The Groovy 90’s~90年代日本のロック/ポップ名盤ガイド』を見ても、1990年代に日本の音楽が多様化し、その地位も向上したように見える。70年代だったら洋楽ロックを聞いていたであろう音楽ファンの若者たちも、独特で多彩な“邦楽”を聞くことが刺激的になった90年代。一方でリスナーの細分化が進んだと言われ、音楽シーンも変化した。そんな90年代を経て突入した2000年代、日本の音楽はより進化/深化したのだろうか。このランキングから、ゼロ年代を振り返ってみよう。
1. 空洞です/ ゆらゆら帝国
結果的にラストアルバムとなってしまった2007年「空洞です」よりタイトル曲を。彼らの解散は、毎回のようにライブに通っていた大好きなバンドが突然解散してしまったという、個人的にはここ数年での音楽シーンでもっともショックな出来事でした。もう彼らのライブが見られないと思うと本当に残念です・・とはいえ、彼ららしい、前向きな解散なので、坂本慎太郎さんほかみなさんのこれからの活動に期待したいと思います。
2. WORLD'S END SUPERNOVA / くるり
ご存知、岸田繁率いる京都の立命館出身のバンドです。初期は比較的ストレートなロックバンドでしたがこの曲も収録された2002年の「THE WORLD IS MINE」などではエレクトロを大胆に取り入れたり、その後クラシックにハマってみたり、アルバムごとに違うアプローチを展開します。メロディと詞に力があるので底に流れている魅力は変わらないと思います。
3. 影の無いヒト / ASA-CHANG&巡礼
この恐ろしい曲をかけるか迷いましたたが、誰も聞いたことのない不思議な力を持った音楽だと思い思い切ってかけました。・・・残念ながらスタジオでは大不評でしたが、リスナーの中には面白がってくれた方もいることを信じております(しかし来月からはもう少しわかりやすいものをかけます・・)。坂本龍一が声で参加。
4. Riff Man / ZAZEN BOYS
今月は濃いです。向井秀徳率いるロックバンドの、目下のところ、おそらく最も激しい曲です。彼らの激しさとメッセージと演奏力が力いっぱい発揮された名演だと思うのですが、こちらも土曜のお昼には合わなかったでしょうか・・・すみません。
5. All Power to the Imagination / Buffalo Daughter
ビースティー・ボーイズのグランドロイヤルからデビューしている、もしかしたら日本よりも世界の方が知名度があるバンドかもしれません。ランクインしたのは過去のアルバムですが、新たに自主レーベルを立ち上げての新譜「The Weapons of Math Destruction」が来月リリースのため、その新譜より。ミュージック・マガジン最新号には彼らの最新インタビュー記事も収録しています。
6. Music / Cornelius
2006年「SENSUOUS」より。この人もワールドワイドな活動が評価されているミュージシャンです。一聴すると耳障りの良いポップ・ソングなのですが、アルバム全体を通して、各音の細部の位置までとても凝っていて非常に面白い音の構造になっています。彼の奥深さ、そしてポップ・ミュージックのセンスを感じます。
7. BLIND MOON / さかな
イントロのギターから一気に世界に引き込まれてしまう名曲です。自在に声を操るポコペンさんのヴォーカルに圧倒されます。
この曲が収録された「BLIND MOON」、個人的にはゼロ年代のナンバーワンアルバムかもしれない。このアルバムが今回のランキングに入ったことが素直にうれしいです。
8. 今日を問うpart2 / 二階堂和美
この人も強烈な個性の女性シンガーソングライターです。広島在住で、浄土真宗本願寺派の僧侶という一面も。ゼロ年代半ばくらいから存在感が一気に増してきた感がありますが、天才肌の人でライブを見ると本当に声にみなぎる力に感動してしまいます
9. Pom Pom 蒸気 / Harry Hosono & World Shyness FLYING SAUCER 1947 (2007)
ここへきて活動が活発になっている細野晴臣さん。2007年の「FLYING SAUCER 1947」より。この曲は1976年の名盤「泰安洋行」からのセルフカバーで久保田麻琴とのハリー&マックでも再録され、ライブでもよく演奏される代表曲ですが、このアルバム自体が全体的にアメリカンルーツミュージックに根ざしていて、他にもYMOの「BODY SNATCHERS」や「SPORTS MEN」もカントリーになって蘇っています。ギターは徳武 弘文さん。
10. 罪深きグルーヴィー / 青山陽一
6/26(土)にサウンドファインダー主催のライブイベントがあります。
青山陽一さんと京都のバンドCHAINS。詳しい告知は新川さんにお任せしますが、新川さんはもちろん、ワタクシ矢川もDJをやらせて頂きます。青山さんもライブ出演のほかにDJ出演も?という面白そうな夜です。みなさんお誘い合わせの上、遊びに来てください。
曲は2002年のアルバム「jaw」より。ゆったりとしたファンキーなリズムとそこに乗っかってくるギター・ソロが最高にカッコいいです。
というところで放送は時間切れになってしまいましたが、以下の二冊も絶賛発売中ですのでよろしくお願いします!
レコード・コレクターズ7月号(6/15発売)

【特集】 フェイセズ
フェイセズは、主要メンバー脱退で解散の危機に陥っていた1960年代の名バンド、スモール・フェイセズに、ジェフ・ベック・グループから二人のメンバーが加入し、69年に生まれた新たなグループでした。ヴォーカリストのロッド・スチュワートがソロとして先に成功を収めたことで契約関係上の困難を抱えることになりますが、陽気で時にユルさもありながら、一方で英国的な風情も感じさせるユニークなロックンロール・バンドとして人気を得ていきます。活動期間は決して長くありませんでしたが、日本人ベーシスト、山内テツ加入後の74年に東京と大阪で行なった来日公演は、こと“楽しさ”という点においては、70年代に数多く行なわれた来日コンサートの最高峰として、今でも多くの日本のロック・ファンに語り継がれているのです。紙ジャケ・リリースを機にふり返ります。
レコード・コレクターズ増刊号ディスク・セレクション・シリーズ『プログレッシヴ・ロック』(6/18発売)
http://musicmagazine.jp/published/rcex-201007dsspr.html
大鷹俊一(監修)定価1500円
ディスク・セレクションシリーズ第1弾

入門者のためのガイドとしてだけでなく、ベテランのリスナーのための手軽な再入門の書として、代表的なアルバムと基本的な知識を紹介する新シリーズ。
●選りすぐりのアルバムをていねいに解説
●ビッグ・アーティストをピックアップ
●読みやすいサイズでオール・カラー
キング・クリムゾン、ピンク・フロイドなど主要5バンドをフィーチャー。イギリスのほかドイツ、イタリアなどのアルバム全209点をセレクション。